| 翻訳者のための PC 論 − クライアント編 |
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マザーボード : M7NCG (Biostar) CPU に Mobile Duron を選んだら、当然、マザーボードはそれに対応したものを選ぶ必要があります。Socket A タイプのマザーボードであれば概ね動作しますが、Mobile Duron が持つ省エネ性を最大限に活かすには、CPU の駆動電圧を下げることのできるマザーボードが必要です。さらにマイクロ ATX 規格という小型のマザーボードとなると選択肢はほとんどなく、現状では、Biostar 社の M7NCG がベストです。このマザーボードは、通常なら 1.55 〜 1.75 V 程度である CPU 駆動電圧を、Mobile Duron の定格電圧である 1.4 V をさらに下回る 1.3 V まで下げることができます。CPU の消費電力は電圧の 2 乗に比例しますので、電圧を 1.3V に設定することにより、Mobile Duron の消費電力は、定格動作の場合よりも約 14%減少し、21.5W 程度まで下がります。 M7NCG は、非常に人気の高いボードで、中古ではなかなか手に入らないため、新品を 8000円程度で購入することになります。価格だけを基準にすれば、さらに安いマザーボードもたくさんありますが、コストパフォーマンスという観点から見ると、やはり M7NCG がベストでしょう。このマザーボードの強みは CPU 電圧降下機能だけではありません。このマザーボードは、ノースブリッジに nForce2 IGP という非常に高性能なチップセットを採用しており、優れた画質を実現することに加え、CPU の能力を最大限に発揮してくれます。 CPU をブリッジ加工して強引に電圧を下げるという荒技が可能な豪傑なユーザーであれば、km266 チップセット搭載の中古マザーボードを 2980円で購入し、RADEON7000 あたりを搭載した DVI 出力が可能なビデオカードを 3000円程度で購入するという粋な選択肢も生まれてきます。ビデオカードを付けることにより、消費電力は多少増えますが、デジタル出力の画像はにじみがなくて本当にきれいですので、このような選択も、トレードオフのあり方としては正しいと思います。 |
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