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私は、フリーランス翻訳者として、英語を翻訳する仕事をしています。とはいえ、私は普通の日本人で、他の多くの人と同様、中1のときに英語の勉強を始め、その後も普通の環境で英語教育を受けました。結果的に翻訳を生業とした背景には、学習を続けられたという事実があります。学生時代から英語が取り立てて得意だったわけではありませんが、不断の学習を続けた結果、市場が翻訳者に対して要求する水準をある時点でクリアしたということです。
ではなぜ続けられたか。その理由を改めて考えてみたとき、その答えは、「洋楽が好きだったから」という結論に至ります。就職のためとか受験のためとかいった利害に基づいた動機ではなく、単に純粋に好きだったからというシンプルな動機がそこにはあります。
私は長年、高校生に対して英語を教えていますが、受験という浅はかな利害のために英語を「勉強」する多くの高校生に対して英語という名の受験知識を教えていることに、一抹の虚しさを感じます。なぜなら、受験や就職という理由で外国語を学ぶのが、あまりにもさもし過ぎると感じるからです。外国語を学ぶ先には、もっと有意義で実りある経験があるはずです。しかし、学校はもちろん、塾も予備校もそんなことを伝えようとは思っていないし、現有の勢力ではおそらく無理だろうとも感じます。
中学生のころ、 何気なく聴いた兄のカセットテープに入っていた Bon Jovi の Burning For Loveがきっかけで、ハードロックにずいぶんのめり込みました。私は、楽曲が持つ魅力だけでなく、歌詞にも興味がありました。これらの詞が理解できたら楽しいのではないかと思っていました。
このサイトでは、心に残っている曲を、私が学生時代を過ごした80年代後半から90年代前半のハードロック、中でもバラッドを中心に、翻訳とコメントを付けて紹介します。同世代のファンに懐かしさを、英語学習者に新たな学習へのモチベーションを、行きずりの閲覧者に期待以上の楽しさを伝えられたら幸甚です。
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